以前よりサシャ・カライジッチについては、後半戦初戦からの復帰の可能性が取り沙汰されていたものの、VfBシュトゥットガルトのマタラッツォ監督は先発候補としてもみていることを強調。
通常なら60分以上はプレーできるスタミナが求められ、4ヶ月以上の離脱を踏まえればベンチスタートが妥当かもしれないが、それでも「意外にも良い感じでね」と述べ、「十分」である可能性を指摘。今後を見守りつつ判断していく考えだ。「昨日は負荷テストの日でね。どれだけ早くフレッシュさを取り戻して1時間をプレーできるか」
特にカライジッチは「そのPA内におけるクオリティのみならず、コンビネーション能力、サッカーIQ、リーダーシップといった資質やコミュニケーション能力」などからも、チームにとって非常に重要な存在であることは言うまでもない。
一方でコロナ感染から回復したコンスタンティノス・マヴロパノスについては、「隔離を終えてリカバリートレーニング中だ。この試合ではオプションとならない可能性が高いだろう」とのことで、同じく感染が伝えられたファギル、サイラス、アハマダは1月9日まで隔離されるという。クリモヴィッチについては明日、アルゼンチンから記憶してその後に徐々に練習復帰を果たしていく予定。
また冬季期間中に中足骨へと打撲を負い、いまもその症状に悩まされているアタカン・カラソルについては出場に疑問符がついており、「昨日も練習していないし、今日も部分的にしか参加できていない」と指揮官。人事面では引き続き多くの問題を抱えながら、今回の後半戦初戦を迎えることになるが、それでも「フュルトに負けるかもということは考えず臨んでいる」と強調した。