既報通りブンデス2部ハノーファー96は、オランダ1部フェイエノールトからマルク・ディーメルスを獲得したことを発表した。オランダ人MFは、今季いっぱいまでのレンタルにて加入。セドリック・トイヒェルトに続く、今冬2人目の新戦力となった。
セントラルミッドフィルダーを主戦場とする同選手は、これまでシッタール、デ・グラーフスハップ、ユトレヒトなどでプレー。「守備と攻撃の繋ぎ役として、中央もMFが最も適している選手だと思う」と評したマンSDは、「とてもアクティブで積極気にボールを要求し、狭いスペースでうまく事態の打開をはかる術を知る選手だよ」と言葉を続けた。
これから背番39を身につける28歳は、「最近、クラブについて詳しく情報を得た」と明かし、昨年末にはすでにハノーファーを細かにチェックしていたという。「ここにはいい環境がある。マンSDやダブロフスキ監督との話し合いには説得力があった
とコメント。エールディビジで145試合の出場経験を持つベテランの加入によって、ハノーファーは後半戦での巻き返しにつなげたい。
チェルンドロ氏が母国アメリカで監督へ
一方で元ハノーファーのスティーブン・チェルンドロ氏が、母国アメリカにてロサンゼルスFCの監督へと就任したことが発表された。42歳の元米国代表SBは3度のW杯出場を誇り、ブンデスでは15年間にわたりプレー。ハノーファーで370試合に出場していた。そして2014年に膝の問題で引退して以降は、セカンドチームのコーチやトップチームのACを務め、シュトゥットガルトでもユースコーチへと就任。2020年夏にはドイツU15代表のACも務めている。