今夏にアイントラハト・フランクフルトは、バルサやレアルなど錚々たる顔ぶれとの争奪戦を制する形で、バレンシアからファビオ・ブランコの獲得を高らかに宣言した。そのスピードや俊敏性、テクニック、ドリブル能力など、そう遠くないうちにブンデスでその輝きを解き放つ日も遠くはないだろうが、だがオリヴァー・グラスナー監督の目からみればまだその時ではない模様。いまだ一度たりとも召集を受けたことがない。
特に過密日程によってトップチームでは思うように練習を行えないことから、むしろAユースで実践経験を積むことは理にかなったともいえる。しかし「状況は複雑」とマンガTDが理解を示すのは、本来バルサやレアルなどであればセカンドチームでプレーできたものを、フランクフルトに来てAユースでプレーすることが「理解できないこと」なのだ。「わざわざフランクフルトにきたわけで。悪く言うつもりはないが、それでもレアル、バルサ、ユベントスとは響きが違う。不満を抱くのは致し方ないことだよ」
それでもまだ17歳で初の海外挑戦ということもあり、「時間をかけて育てていかないと。海外から来て言葉がわからず、練習の内容もまったく異なり、それまではユースの練習をこなしていたのだから、全てにおいて時間がかかるのはしょうがないこと。ただ我々が100%確信を抱くスーパーボーイ。そのうちフランクフルトでプレーする日は来る」と語る。ただ本当にその時は来るのか?ブランコの代理人はもはや別の道を見出したようで、スペインのメデイアによるとバルサと合意に至ったとのこと。そこではセカンドチームでのプレーが見込まれているようだ。
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