室屋成が所属するブンデス2部ハノーファー96は、クリストフ・ダブロフスキ監督のまま、今シーズンいっぱいまで戦っていく判断を下した。ヤン・ツィマーマン監督退任から、暫定監督としてチームを率いていた同氏は、これまでの3試合のうち2試合で勝利。確かに年内最終戦は1−4でブレーメンに敗戦したとはいえ、首脳陣は今季いっぱいまでの続投を決定している。なお長年に渡りハノーファーに在籍した背景があるダブロフスキ氏は、2018年よりU23を率いており、その後任についてはまだクラブ側からは発表されていない。
「ここ数週間では、とにかくダブロフスキ氏との相性の良さが見てとれた。我々は正しい方向へと踏み出したと確信している」と、マーカス・マンSDはコメント。「コーチ陣と選手たちとの建設的な協力関係は、今シーズンの後半戦で成功をおさめていく上で支えとなってくれるはずだ」と期待感を示した。一方でダブロフスキ氏は、「クラブ内では極めて透明かつオープンな意見交換が行われていた」と強調し、「期待をかけてくれたことは嬉しく思うし、あとはできるだけ早く下位から脱出することだ」と意気込みをみせている。「そのためには精力性と努力がなくてはならない」