2021/12/21 07:00
ＦＩＦＡのジャンニ・インファンティーノ会長は、ワールドカップ隔年開催へと強い信念を抱いており、月曜日に２００を超えるＦＩＦＡ加盟協会との代表者会談後、改めて「これは実現可能なものだ」と強調した。「誰もが恩恵を受けられるものだ。ワールドカップの隔年開催は、サッカーの未来を語る上での要素の１つである」
なお欧州と南米のサッカー協会はいずれもワールドカップの隔年開催に反対しているものの、これに対してインファンティーノ会長は「最新の調査結果を知らないのだろう」と反論。市場調査会社のニールセンによると、隔年開催にすることでおよそ３９０万ユーロの増収になるという。ＵＥＦＡではむしろ、各協会の収入が減収となる調査結果を発表していた。
さらにインファンティーノ会長は、「サッカーは素晴らしい、お金を出せ、そしてテレビをみろ、と他の国々に言うわけにはいかない」と述べ、多くの国に決勝トーナメント進出の可能性が高くなると指摘。「ＦＩＦＡ会長としての私の仕事は、皆と協力してサッカー界にとんって何が良いかを考えることだ」と言葉を続けている。
ブッフヴァルト氏「Ｗ杯は隔年開催すべきではない」：
