元ドイツ女子サッカー選手であり、そして代表監督も務めたシュテフィ・ジョーンズ氏が、ドイツサッカー連盟会長に立候補することも考えられることを国営放送ARDのラジオ番組内にて明かした。「仮にドイツサッカー連盟が正しい方向へと向かうことに関心を抱き、古い重荷を取り除いて新しいものを創造していきたいと思うのであるならば。私は喜んで参加したいと思う。強力なチームとともに、ドイツサッカー連盟の会長になることも想像できる。」
フリッツ・ケラー氏が辞任して以降、ここまで空位となっている同職については、現在はライナー・コッホ氏とペーター・ペータース氏が代理を務めている状況にあり、後者については3月11日に連邦議会にて行われる、次期会長選挙への立候補の意思を表明。さらにライン中央サッカー協会のベルント・ノイエンドルフ氏も出馬への意思を固めているところ。そしてジョーンズ氏も出馬となった場合には、特に男女平等へと力を入れていくはずだ。「ドイツサッカー連盟では規約に明記しているにもかかわらず、それを実行していないのだから、情けない話です」とジョーンズ氏は語った。
その一方でドイツサッカーリーグ機構は火曜日に行われた1部2部36クラブによる総会にて、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOを相談役会会長へとの任命。これは先日に退任を表明した前述のペーター・ペータース氏の後任であり、また同じく退任するクリスチャン・ザイファート代表取締役の後任となる、ドナータ・ホプフェン氏の「バックアップが私の最初の仕事となるよ。彼女を支えていくということ。運用面については口出しはしないがね」と、ヴァツケ氏は述べている。