板倉滉所属のブンデス2部FCシャルケ04では、年内いっぱいまで主将不在の中で戦うことを余儀なくされた。今夏にマインツからユース時代を過ごしたシャルケに復帰したダニー・ラッツァだったが、この半年間はまさに思い返したくない時間を過ごしており、開幕戦となったハンブルク戦でに外側側副靱帯を損傷。
3ヶ月の離脱を余儀なくされており、最近ようやく復帰して3試合連続で先発出場を続けていたが、ただ先日のザンクトパウリ戦にて今度は筋肉を損傷。残り年内全休となることが明かされている。さらにマリウス・ビュルターについては、ブースターのワクチン接種後に血液値に異常が見られ、本日再度検査を受けることに。結果が出るのは早くても水曜日のことだ。
その一方でシャルケもまた、今回の試合から再び観客動員数が大幅に減少し1万5000人で開催。さらにグラモジス監督もおそらく欠場するなど、コロナ感染による影響を強く受けている最中だが、それでもむしろクラブ側は模範的な姿勢を強調。クラブのスローガンを「Wir leben Dich」から「Impf Dich(接種しよう)」に変更したことを明らかにした。
クラブ側では「シャルケでは当初より、可能な限り全員がコロナワクチンを接種すべきとの姿勢を明白にしてきました。これまでできる限り多くの人たちが免疫をつけるために十分なワクチンが用意されており、この州やドイツ国内の現状よりも、はるかに上回るワクチン接種率があって初めて、正常な状態へと永続的な回復をはたせることになるでしょう」と発表している。