あるプロ選手がブンデスリーガやブンデス2部でデビューを果たした場合、その育成手当てとしてドイツサッカーリーグ機構は、該当選手がかつて所属し学んだ3部以下のアマチュアクラブに対して育成費用を支出。昨シーズンではアペルカンプ真大やフロリアン・ヴィルツ、アンスガー・クナウフらをはじめ、合計61選手に対して総額170万ユーロ以上が支払われた。
特にドイツA代表の期待の新星として大いに注目が集まる、レヴァークーゼン所属フロリアン・ヴィルツについては、2008年から2010年までのおよそ2年間にわたって所属していた独4部グリューン=ヴァイス・ブラウヴァイラーへと約8000ユーロが、先日ドイツU21デビューを果たしたドルトムント所属アンスガー・クナウフについては、2006年から2015年まで所属した独5部SVGゲッティンゲン07へと3万6000ユーロが支払われている。
2017/18シーズンより導入されたこの支払いのシステムでは、6歳から11歳までの所属期間ならば年間4200ユーロ、12歳から21歳までの所属期間であれば年間5400ユーロで、今回の最高金額はロート=ヴァイス・エアフルトの11万ユーロとなった。(イリア・グルエフ:ブレーメン、トビアス・クラウリヒ:ヴュルツブルク、マルヴィン・リー・リットミュラー:ハイデンハイム)