2015/16シーズンのユース時代には恥骨炎、プロとして活躍をみせていた2018/19シーズンには大腿に大怪我を負い、さらに鼠蹊部を手術。2020年12月には再び大腿に負傷を負うなど、まだ23歳という年齢ながらデニス・ガイガーは、怪我との戦いに直面する日々を過ごしてきた。
クラブマガジンとのインタビューにて、同選手は「状況が理解できている方が、対応がしやすいと思う人も多いだろうけど、僕の場合は逆だったね」とコメント。「再び大腿に負傷を抱えたことで、すぐに悪い状態だと理解することになった。つまりその意味を最初から分かっていたんだよ。それから苦悩したね。なんで僕なんだ?なんで今?どうして3回も、僕が・・・?」
特に負傷から3〜4週間は「とても酷かった」と振り返っており、「ただ僕は家にいて、自分のことについていろいろ思いを巡らせて、サッカーを続けることに果たして意味があるのだろうかと、自問自答していたよ」とコメント。スタジアムはおろか、テレビでもサッカーを目にする気にはなれなかったようで、「自分のネガティブな気持ちを、サッカーの結びつけたくはなかったんだ」と当時の心境について吐露。リハビリ中には同僚と距離を置き、「選手たちの練習をみずに、気晴らしに努めていた」ことも明かした。
そういった気持ちも1ヶ月ほどが経過すると吹っ切れたようで、今季はこれまでブンデスリーガ4試合に出場。先日のシュトゥットガルト戦では先発メンバーにも名を連ねていた。だが本来の姿にまでは戻りきっていないと感じているようで、「まだ完調とまでは言い切れない。それにはあまりにも長く離脱していたよ」と説明。なお先月にガイガーはホッフェンハイムとの契約を延長しているが、契約には例外条項が含まれているとみられる。
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