「彼には、これといった弱点がない」ジェシー・マーシュ監督のこの言葉を聞くだけで、いかにクリストファー・エンクンクについて高く評価しているかがわかるだろう。確かに数字だけでチームへの貢献度は計り知れるものではないのだが、それでも自身、さらには他の選手をも輝かせるその力は、今季公式戦10試合で9得点、3アシストという内容からも十分に伺えるというものだ。とりわけ9月15日以降の公式戦5試合では、マンチェスター・シティ戦でのハットトリックを含む、8得点2アシストと大爆発の最中にある。
13歳の時に門を叩いたパリ・サンジェルマンで全てのユースチームを経験し、21歳となった夏に戦いの舞台をドイツ、RBライプツィヒへと移した攻撃的MF。移籍初年度ではリーグ戦32試合に出場し5得点、15アシストと大活躍をみせるも、昨季は28試合に出場して6得点、7アシストに終わった23歳について、現状ではその初年度を上回る活躍をみせてはいるものの、それでも指揮官が「まだまだ伸びしろがある」と強調。この飛ぶ鳥を落とす勢いの飛躍の先に、いったい何が待ち構えているのか。それはこれからのお楽しみといったところだ。
ドイツ代表ラウムの去就は?ホッフェンハイム「ビッグクラブが来たら…」
ヴォルフスブルク:新背番号の新戦力、背番号も先行きもみえない復帰組
フランクフルト、ルーカス・アラリオ獲得で「新シーズンへの準備は整った」
ヘルタ:エデュアルド・レーヴェンが米国セントルイス移籍へ
ドルトムント、7月14日にSCフェールとテストマッチ
レアル、ヘイニエルについてベンフィカと移籍交渉
バイエルンのアルミンド・ジープ、フュルトと3年契約を締結
グラードバッハ、オスカー・フラウロを4年契約で獲得
ケルン、今夏さらにドイツユース代表獲得。マルテルと4年契約締結
シュトゥットガルト、エリック・トミーがMLSカンザスシティ移籍