ヘルタ・ベルリンのオフェンス陣へ、明るいニュースが続いている。前節でクシシュトフ・ピョンテクが、今年5月のシャルケ戦にて足を骨折して以来、初めて8分間の出場を果たした上に、今夏加入の期待の新戦力、ステヴァン・ヨヴェティッチも4週間ぶりに練習復帰を果たしたのだ。
開幕戦ではインテル、セビージャでのデビュー戦と同様、さっそく移籍後初得点をマークし、パル・ダルダイ監督から「これほど良い選手は久々だね。彼のおかげで戦略的にプレーできるし、長年ここでできなかったボールコントロールも可能。テクニック的には最高レベルの選手だよ」と惜しみない賛辞が贈られていたものの、ケルン戦での敗戦に続き、バイエルンとの大敗の際にはふくらはぎへ負傷を抱えることに。
だがすでにフィニッシュやパスのクオリティ、得点感覚など、チームの力になることを証明している31歳のストライカーは副長、早ければ週末の試合からベンチより、もしかするといきなり先発として起用されるかもしれない。「復帰は嬉しいが、難しい負傷からの回復なんだ。スプリントにどれだけ対応しているか見極めないと」と指揮官は強調。ピョンテクについても「まだフル出場できる状況ではない。30分かそれ以上か見極めていかないと」と念を押した。