いまだ公式戦7試合全てで未勝利の状況が続くアイントラハト・フランクフルトだが、その中でクリスティヤン・ヤキッチはウィナーの1人として挙げることができるだろう。新天地では即座に定位置を確保し、そして今回の代表戦期間ではクロアチアA代表から初招集を受けている。
これによりワールドカップ予選、10月8日のキプロス戦、もしくは10月11日のスロバキア戦にてデビューを飾る可能性がでてきた同選手は、初招集について「夢が叶った。言葉にできないよ」とコメント。とりわけ追加召集ではないことから、「ここ数年の努力が報われたものだ」と胸を張った。
ELフェネルバフチェ戦では好パフォーマンスを披露。ボール奪取に加え、同点弾の起点となるなど、効果的に刺激をもたらしており、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出。「本来は守備的選手だけど、でもこの試合では高い位置からのプレスが多かったので、自分も高い位置にいて何度か仕掛けて行ったよ」とコメント。
「でも僕の役割は90分間、相手に反撃を許さないことにある。必要ならばファウルをおかしてでもね」とも言葉を続けており、自身の長所をアグレッシブさや激しさにあるとみているところだ。