カタルーニャ地方の大都市、バルセロナ市のカンプノウで今季チャンピオンリーグ初戦へと臨む、バイエルン・ミュンヘン。これまでにも幾度となく対戦してきた両者だが、「不慣れだ」と主将マヌエル・ノイアーが漏らしたのは、今夏にパリ・サンジェルマンへと移籍したリオネル・メッシの不在である。
果たしてメッシのいないバルセロナは、「強くなっているのか、それとも弱くなっているのか。それは難しいテーマだが、私は前者を訴えたい」と、出発前にナーゲルスマン監督はコメント。「まずは自分たちを見出していく必要があり、ヒエラルキーは多少なりとも異なり、メッシという贅沢さは損なわれているかもしれない。だがその影から抜け出すことができる選手も存在する、それは確かだよ」と言葉を続けている。
さらに青年指揮官は新生バルセロナからの受けた印象として、高い位置で構えるディフェンス面のみならず、素早くボールを奪うことへと意識して、非常に献身的にプレーしていることを指摘。「」との考えを示した。「我々はしっかりと準備している。何もやり残したことはない」と述べ、「今もバルサは輝き続けている」と強調した。「今回の遠征は困難なタスクだ。だがそれだけの価値のあるものであり、ぜひいい結果を手に帰れることを願っているよ」
なお週末のライプツィヒ戦にて負傷交代していたロベルト・レヴァンドフスキについては、早期の判断が功を奏したのか無事に遠征メンバーへと帯同。また同じく背中に問題を抱えてハーフタイムに交代していたセルゲ・ニャブリも帯同しており、ただこちらについては試合当日の判断となるようだ。またふくらはぎに問題を抱えていたキングスレイ・コマンについては、指揮官によるとジョーカーでの起用が見込まれているという。