「ACミラン、ナポリから関心のグリリッチュ「ホッフェンハイムの要求が高すぎた」」スカパー!ブンデスリーガNEWS



ACミラン、ナポリから関心のグリリッチュ「ホッフェンハイムの要求が高すぎた」
4年間に渡るTSGホッフェンハイム在籍期間中に、フロリアン・グリリッチュは所属選手の中でも最も価値ある選手へと飛躍、この夏にはイタリアを中心とするトップクラブからの関心も寄せられていた。だがSSCナポリやACミランが獲得へと動いていたことが伝えられ、選手本人も契約最終年度を前に移籍に前向きな姿勢を示していたものの、最終的にはそのまま残留。その理由について、APAに対し「ホッフェンハイム側の要求が高すぎた、だからうまくいかなかったんだ」と説明した。
だがそれで恨む感情を抱いているのではなく、「現状がどうにかなるわけでもないし。僕はもう1年ここに残って契約を満了し、来夏には次のステップに進もうと思う。」とコメント。ここのところブンデスリーガでも見られていたストライキなどの考えはなく、「僕はそういうタイプじゃない。これからも長期契約を結んでいるのと同様の努力をし続けていく」ことを誓っている。
その一方で今季はここまでまだ、1試合も出場していないグリリッチュだが、それはこの夏の準備期間中に筋肉系の問題を抱えてしまったためであり、昨季は26試合に出場するなど主力を担ったオーストリア代表は、11位と期待はずれに終わったシーズンの巻き返しを期しているところだ。また同じくこの夏のトップクラブからの関心を集めながらも残留となった、オーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナーについても、足首にマメができたためにモルドバ戦で交代。今は「改善している」ことが同代表より明かされた。