以前にもイルカイ・ギュンドアンはkickerに対して、ドイツ代表継続にはフリック新監督との話し合いが影響していたことを明らかにしていたが、火曜日に行われた代表での会見の席でも改めて、「彼の考えを知ることが重要だった」と振り返っている。「プレーに対する考え方、どういたアプローチを追求しているのか。監督との話し合いは素晴らしいもので、自分に対する評価も感じられたよ」
その中でフリック監督はギュンドアンに対し、代表では新たな役割を期待しているという。今夏開催のユーロ2020では、同選手はマンチェスター・シティで慣れているポジションよりも下り目で、守備的にプレーする必要があったが「より攻撃的なCMF、トップ下がしっくりとくる」とコメント。「そこではある種のプロセスと阿吽の呼吸」が存在するものであり、この考えについてフリック監督とは波長が「合っている」ようだ。
当然のことながらギュンドアンは、これから迎えるドイツ代表の「新たなスタート」を心待ちにしているところであり、「練習の内容はもちろんのこと、コーチ陣はそれに伴う新しいアイデアも持ち込んでくれているし、これまでとは異なるものとなっているよ。最初の練習で積極性や感覚をもたらしてくれていると思う。」と強調。「僕たちにとって、それは求められていることだと思うしね」そしてこれから迎える最初の3試合、ワールドカップ予選では「全てで勝利をおさめたいし、それが僕たちの目標とすべきことだと思う」と意気込みをみせた。