監督と共に、代表ゴールキーパーコーチも新たとなり、今週から再スタートを切っているドイツ代表。そのアンドレアス・クローネンベルク氏について、マヌエル・ノイアーは「一緒に仕事をするのが楽しみだよ。事前に連絡を取り合っており、電話でも話をしている。これからどのようなことがもたらされていくのか、とても楽しみだね。これまでのところは、彼からはポジティブな話しか聞いていないしね。フリック監督からも」と語った。
一方でクローネンベルク氏はバイエルンのGKコーチとも連絡をとっており、ノイアーについて「マヌはいろんなことができる選手だが、最初の交流で感じたのは、彼が非常に好奇心旺盛だということ。だからこそ新しい刺激を入れることに、彼は確信をもてているんだ」と評価。近代的なGKどうこう以前に、選手として常に「アップデート」していく心構えの重要性を説く。
そのノイアーは、2024年に控える母国開催のユーロ出場に向け「それは1つの夢だよ。ただそのためには怪我なく過ごしていないといけないけどね。全てが順調にいって、必要としてもらえるようにならないと。僕にとってはまだ少し遠い話。いま重要なのは、ワールドカップに向けて歩みを進めていくことになる」とコメント。「このチームに自信をもてているし、そのポテンシャルもわかっている。これからは少しずつ、ピッチでまた表現できるようにしていかなくてはならない」
そのための好例として、先日のユーロ2020で優勝を果たした「イタリアはピッチ上で一致団結していた。いかに積極的に行動しているか、まとまってコミュニケーションをはかれているかは見てととれた。見ていて楽しかったね」と語った。「僕には大きな目標があるんだ。世界の頂点に立ちたい。決して容易な道ではないことは分かっている。そのために僕たちは日々取り組み続けていかなくてはならないよ」