ブンデスリーガについてコラムを執筆させていただくことになりました、ティモンディというお笑いコンビの身長の低い方。前田と申します。度々、ここで拙い試合のレビューや感想を書いていくので、サッカー好きの皆さんに、少しでもお付き合いいただければと思います。
とうとうブンデスリーガの王者が決まった。なんと、今年の優勝は、バイエルンミュンヘン!
ひとまず彼らに賞賛の拍手を送ろう。大人は、他者の幸せに対して余裕を持って祝してあげられるものなのだ。全員頑張った!たいしたもんだ!
ブンデス通算31回目の優勝だなんて正気の沙汰じゃないのに、彼らは10年連続で優勝し続けているじゃないか。ちょっと、やり過ぎてやしないかい、と思うけれど。ミュラーとノイアーなんて、その10年連続の全てを経験している訳で、もう優勝して当たり前でしょ、という周囲へのプレッシャーもあっただろうに、それも全て跳ね返しての優勝。
本当に凄い。凄いんだけど・・・。
悔しいいいい!!!
もう悔しいようう。
毎年、バイエルン一強だと言われ続けている訳ですよ。そんなことない!って声を大にして言いたいし、現状にストップをかけなければと意気込むものの、また今年もバイエルンが優勝してしまいました。我々はもうどうしたらいいのでしょうか。と言いながらも私にできることは応援するしかないのだけれど。歯痒い。
今季のバイエルンは、監督が若手のナーゲルスマンに代わって、流石に成績がグラつくんじゃないかと思ったけれど、全然そんなことなかったし。どうなってんだよ。ずっと強いじゃねえかよ。まだ残り数試合あるけれど、熾烈なCLやELの圏内争いを他所に、涼しい顔をしているバイエルンに、来季こそ、ギャフンと言わせてやりましょうや。ねえ、バイエルン以外のチームのみなさんよ。
ただ、優勝チームが決まってもまだまだ見どころの多いのがブンデスリーガ。フランクフルトでは鎌田が今季4ゴール目を挙げているし、他の日本人の活躍だってまだまだ楽しめるし、期待していい。
フライブルクとウニオンベルリンの快進撃がどこまで続いて、ライプツィヒとレバークーゼンに迫れるか、上位の入れ替わりも見ものだし。まだまだブンデスリーガは面白いんだから!何をシーズンが終わったみたいなテンションでいるんだ前田!レバークーゼンなんて、伊東純也に興味を示しているらしいし、まだまだ盛り上がる話題だってたくさんあるんだよ!不貞腐れるな!前田!今季の残りも、来季も、まだまだ楽しいこと目白押しなんだから!
拗ねてないで、また次節からフラットな気持ちで試合を見ていきたいと思う。
にしても、悔しいいいい。
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前田 裕太(ティモンディ)
1992年8月25日、神奈川県出身。グレープカンパニー所属のお笑い芸人ティモンディのツッコミ担当で、相方は済美高校時代の同級生である高岸宏行。野球のイメージが強いティモンディであるが、前田はサッカーや読書、サウナといった多彩な趣味をもつ。17歳の時にクロップ監督のゲーゲンプレスサッカーがきっかけでドルトムントに夢中になり、今ではドルトムントの試合はほぼ欠かさずチェックしている芸能界屈指のブンデスリーガファン。